左胸鎖関節の炎症のため2軍の高知安芸キャンプで調整する阪神ドラフト1位横山雄哉投手(20=新日鉄住金鹿島)が6日、今年初めてブルペンに入り、捕手を立たせた状態で34球を投げた。

 昨秋、台湾で準優勝した21Uワールドカップ日本代表以来のマウンド投球だった。

 ドラフト1位左腕は「楽しかった。この日このブルペンのためにやってきたのでうれしい」と充実した表情で汗をぬぐった。ただ、焦りは禁物。ペースを無理にあげることなく「実戦に向かって合わせていければいいと思う」と慎重に調整していく。