リーグ2冠を獲得した中日トニ・ブランコ内野手(28)が25日、来季の契約について複数年契約を希望した。球団側もこれに応じる姿勢を見せており、今オフ最大の課題の1つ、ブランコの契約問題に明るい兆しが見えてきた。
前日24日、チームは巨人とのクライマックスシリーズ第2ステージに敗れ、今季が終わった。一夜明けたこの日、ブランコは都内のホテルから名古屋に移動する前、来季の契約について問われると具体的な条件を挙げて、前向きな姿勢を見せた。
「また、日本に戻ってきたいと思っている。(契約が)うまく運べば戻ってきます。希望?
自分としては、1年より2年と、長くできたらいいなという希望はある」。
球団は外国人選手に対しては単年契約を原則としてきたが、ブランコはあえて複数年を要求。球団側も来日1年目で不動の4番として全144試合に出場し、39本塁打、110打点の2冠王となった活躍から複数年契約にも応じる用意をしている。球団幹部は「まだ交渉はしていないが向こうが複数年を希望し、こちらも妥当だと判断すれば応じる用意はある」と説明。関係者の話を総合すれば年俸1億円の2年契約を基本線に近日中に交渉に入る見込みだ。
昨季までの4番ウッズの20分の1にも満たない推定年俸2700万円で大活躍したブランコにはシーズン中から代理人が接触するなど、球団は他球団への移籍を憂慮し、引き留めを優先課題としていた。ブランコは27日にドミニカへ帰国予定のため、交渉はその後になる見込み。首脳陣が来季も打線の核と考えるブランコ残留へ。「複数年」という1つの着地点が見えた。
[2009年10月26日11時38分
紙面から]ソーシャルブックマーク



