<横浜1-2ロッテ>◇12日◇横浜

 ロッテの渡辺俊介投手(33)が苦しみながらも3勝目を挙げた。6回被安打7も要所を締め1失点。4月3日以来、5試合ぶりの勝ち星に「あまり実感がないです」と控えめに喜んだ。

 元ロッテのエースに投げ勝った。横浜のマウンドには清水。「直(清水)さんが投げてるのを見たら、多少意識しちゃいました」と言った。だが集中力を切らさず、横浜打線のタイミングをずらした。左打者には外のカーブを有効に活用。5回1死二塁では、ここ5試合で打率5割7分1厘と絶好調の石川に4球中3球カーブで攻め左飛。続く下園には、一転して直球主体で左飛に打ち取りピンチを脱した。「里崎がリードでうまく引き出してくれた」と女房役に感謝した。

 09年は3勝13敗と大きく負け越し。この日まで3連敗中で、嫌な思いが頭をよぎったが「自分のできることをやるだけ」と言い聞かせ臨んだ一戦だった。西村監督も「俊介がよく投げてくれました」と交流戦初戦を白星で飾り、ご満悦。10年目のサブマリンが横浜で浮上のきっかけをつかんだ。【斎藤庸裕】

 [2010年5月13日8時48分

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