右肩を痛めている阪神金本知憲外野手(42)が13日、試合前練習でキャッチボールを再開した。4月18日の横浜戦(横浜)で連続試合フルイニング出場が止まって以来、公の場所では初めて。外野で最長約30メートルの距離を取り、ゆったりとしたフォームで20球を投げた。

 山脇守備走塁コーチは「順調なんとちゃうか」と説明。常川チーフトレーナーは本格的なキャッチボールについて「まだまだ先の話。様子を見ながらです」と慎重に言葉を選んだが、リーグ戦が再開する6月中旬までに左翼守備に就く完全スタメン復帰へ、階段を上がったことは間違いない。

 試合では1点差に迫った4回1死二塁で登場。同じ昭和43年生まれの木田から四球を選んだ。続くマートンの遊ゴロで金本の足が送球より早く二塁に到達したと思われたが判定はアウト。思わず両手を大きく広げて“抗議”するなど、勝利への執念を体現した。

 打撃練習中には1月にトレーニング法などを教わったダルビッシュがあいさつに訪れ、ゲージ裏で談笑した。今回はお預けになったが、次回札幌(29、30日)での対決を待ち望んだ。18日ソフトバンク戦(福岡ヤフードーム)から、DHでいよいよスタメンに戻る。鉄人の復活計画は着実に進んでいる。

 [2010年5月14日11時11分

 紙面から]ソーシャルブックマーク