勝利の「NEW」方程式で球児につなげ!
阪神西村憲投手(23)、江草仁貴投手(29)、渡辺亮投手(28)の3人が新セットアッパー候補に名乗りを上げた。「8回の男」久保田が3戦連続失点と不振で配置転換される見込み。チームは交流戦2連敗とつまずいたが、久保田の復調を待ちながら、西村(N)江草(E)渡辺(W)を代役に抜てきし、立て直しを図る。
虎復調のカギを握るのは「NEW」だ。鉄腕久保田が不振に陥り、交流戦開幕から2連敗。出ばなをくじかれたチームを西村、江草、渡辺の中継ぎトリオが救う。
まさかの事態だ。前日13日・日本ハム戦(甲子園)、1点ビハインドの7回から登板した久保田が2回4失点と大炎上した。右肩痛から復活し、チーム最多の22試合に登板。さすがの鉄腕にも疲労が襲ったのか。山口投手コーチはこの日、中継ぎ再編について「調子の良いヤツからつないでいく。もちろん、久保田も含めて」と説明。チーム浮上に欠かせない男の復調を待ちながら、代役の奮起に期待した。
そこで期待されるのが「NEW」だ。2年目のNこと西村はラッキーボーイでもある。ここまでチーム2位の20試合に登板し、防御率3・10と安定。150キロ近いキレ味抜群の直球を武器に、リリーフながらチーム最多4勝をマークしている。今後はさらに重い責任を背負う立場になりそうだが、ひるむつもりはない。
西村
(疲労は)大丈夫。与えられた場面でしっかり抑えたい。セ・リーグのチームとはこれからまだ対戦するから隠さないといけない部分もあるけど、パとは短期決戦なので全力でいきたい。
中継ぎとして実績十分のEとWも好調をキープする。江草は不振で2軍調整も経験したが、5月9日に1軍再昇格後は2戦1回 2/3 を無失点。「使ってもらっているから期待に応えないと。4月にやらかしている(失敗している)から、もう失敗はできない」と気合十分だ。一方の渡辺は「いつも通りやるだけ」と闘志を胸に秘めた。開幕当初こそ劣勢での登板が多かったが、15試合で防御率0・45と抜群の成績。4月8日巨人戦(甲子園)で今季初失点を喫して以来、12試合15回 2/3 連続無失点を継続する。
3人はこの日、甲子園で調整した。安藤、能見、岩田の3本柱が離脱し、残る先発陣の調子も上がらず。さらに鉄腕久保田まで不振…。逆風の中、虎が「NEW」パワーで再浮上を試みる。
[2010年5月15日11時13分
紙面から]ソーシャルブックマーク




