<巨人3-7オリックス>◇23日◇東京ドーム
巨人がなかなか波に乗れない。先発西村健太朗投手(25)が立ち上がりにつかまった。二塁エドガー、遊撃坂本のまずい守備にも足を引っ張られ、2回までに6失点。序盤に自滅するケースが目立つ西村健は「せっかくチャンスをいただいているのに…。1、2回で試合を壊してしまい情けないです」と唇をかんだ。
150キロ近い速球を投げ、内角をえぐるシュートも一級品。グライシンガーが故障で出遅れた今季、西村健に先発ローテの一角を任せている原監督は、もどかしい思いを隠さない。「(守備で)恥ずかしいミスはあったけれども、ゆくゆくはあの程度のミスが出てもカバーできる投手になってもらいたいですね」。初回の失点を引きずり、2回に3ランを浴びた投球にため息をもらした。
打線もつながりを欠いた。得点はすべて本塁打によるもので、得点圏に5度走者を置きながらタイムリーは1本も出なかった。原監督は「ここという時にあと1本が出ていればね。『タラレバ』の話をしてもしょうがないけど」と苦笑いで振り返った。初制覇を狙う交流戦はここまで4勝5敗。セ・リーグ首位の巨人が、苦しい戦いを強いられている。【広瀬雷太】
[2010年5月24日9時32分
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