<ソフトバンク0-7日本ハム>◇22日◇福岡ヤフードーム
ソフトバンク秋山幸二監督(48)が就任2年目で初の5連敗を喫した。先発の小椋が5回8四死球の乱調で4失点KO。5試合連続で先発投手が4失点以上と、投手陣は総崩れの非常事態だ。打線も苦手の日本ハム武田勝を打ち崩せず完封負け。首位西武との差は今季最大の5・5ゲームに開いた。
ベンチ裏へ引き揚げたソフトバンク秋山監督は、両腕を横に広げて深くため息をついた。打てない。守れない。見せ場もない…。大差をつけられ今季4度目の完封負け。指揮官として初めて味わう屈辱の5連敗だ。怒りを通り越し、あきれるしかなかった。
秋山監督
点が取れないな。(安打を)7本打ってつながらないし。投手もね…。四球が多すぎるよな。
思い切ったタクトも、白星には導けなかった。左手首骨折から戦列復帰したばかりの松田を8番サードでいきなりのスタメン起用。左ひざを故障した山崎が不在の捕手にはプロ初先発の堂上を抜てきした。だが、元気のない打線のカンフル剤とはならなかった。計7安打を放つも連打はゼロ。早打ちが目立ち、過去の対戦成績5勝12敗と苦手の武田勝にプロ初完封を許した。連敗が始まった15日横浜戦以降の平均得点は1試合で1・6点と深刻だ。
投手陣も非常事態だ。先発小椋は初回に3四死球で1死満塁のピンチを招くと、糸井と二岡の連続適時打で計3点の先制を許した。4回にも先頭大野への四球をきっかけに1点を失った。5回で129球を要して4失点KO。先発陣は5試合連続で4失点以上と総崩れの状態だ。7回にも陽耀勲の3連続四球からダメ押しの3点を奪われるなど、この日は4投手で今季最多の計13四死球を献上。被安打5本で7点を失った。
首位西武とは今季最大の5・5ゲーム差と水をあけられ、振り返れば4位オリックスに3ゲーム差まで迫られた。はたして打開策はあるのか?
秋山監督は「いろいろ変わるんじゃないの、これから」とオーダーの入れ替えを示唆した。まだあきらめるわけにはいかない。「切り替えて明日、いきましょう」。自らにも言い聞かせるように、背番号81は歯切れよく声のトーンを上げ、試合後の会見を終えた。
[2010年6月23日10時49分
紙面から]ソーシャルブックマーク




