<パCSファイナルステージ:ソフトバンク1-3ロッテ>◇第1戦◇14日◇福岡ヤフードーム

 ソフトバンクの森福允彦投手(24)がレギュラーシーズンと変わらぬ火消し役を果たした。

 8回、先頭のサブローが二塁打で出塁すると出番が来た。2死を取った後金泰均を敬遠し2死一、二塁とすると、この日3ランを放った大松と勝負した。すべて直球勝負で挑み3球目で一邪飛にうちとると、スタンドの歓声を一身に浴びた。「すんなり入っていけました。調子はいいです」。シーズン同様、緊迫した場面でも平常心を崩すことはなかった。

 西武のようにズルズルとやられはしない。金沢、森福、甲藤とつないだ中継ぎ投手が踏ん張った。7回1死でマウンドに上がった金沢は、2死三塁のピンチから井口を三振に切って取り思わずガッツポーズ。「ピンチで抑えるのが自分の仕事。CSもシーズンの延長だと思っているので、いつもどおりやるだけです」と緊迫したCSのムードにも特別な特別な気負いはない。森福の後を受けた甲藤は9回を3人できっちり締めくくり「SBM」の出番を作ることなく無失点に抑えた。秋山監督は「みんな集中して投げていたね」と中継ぎ投手の働きを高く評価した。

 「負けている場面で流れを変えるのが僕らの仕事。明日からも全部投げるつもりです」と森福。イーブンとなりここからが正念場。臨機応変のリリーフ6人衆「火消6(ヒケシックス)」の働きが勝利の流れを引き寄せる。【前田泰子】

 [2010年10月15日11時37分

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