<パCSファイナルステージ:ソフトバンク3-1ロッテ>◇第2戦◇15日◇福岡ヤフードーム

 ロッテは短期決戦では許されないミスが命取りになった。1点リードの2回1死一塁、今江敏晃内野手(27)が三ゴロを二塁に悪送球。四球で1死満塁となり、9番山崎の逆転打につなげられた。3回には井口資仁内野手(35)、的場直樹捕手(33)の悪送球で1死三塁のピンチを招き、小久保の犠飛で追加点を献上。無安打で1点を失った。3失策がすべて失点に絡んでの逆転負けに、西村監督は「それ(失策)がすべてでしょう。ミスは防がないともったいないですよ」と言葉少なに引き揚げた。

 今江は「1つでもアウトをとれればと思って投げたけど、それてしまった」と反省。井口は「野球にエラーはつきもの。それをカバーしてきたのがウチの野球なので」と振り返った。西武とのCSファーストステージ第2戦でも、9回無死一塁から清田のバント失敗を、直後に西岡が二盗で帳消しにするなどして、勝ち上がってきた。シーズン終盤からCSにかけ6連勝と波に乗っていたが、この日は、カバーするチャンスもなく完敗した。

 打線も沈黙した。和田の前に2回の金泰均の安打を最後に、23者連続で凡退。1回だけで39球を投げさせたが、攻略しきれなかった。第1打席でカウント1-3から8球ファウルで粘り四球を選んだサブローは「(四球で)結果的にはいけるかなと思ったけど、あまり関係なかったね。3回以降は遊び球もなかった。手も足も出なかった」とお手上げ状態。「我慢して、甘い球を打っていこうと話していたが、追わないといけない展開になるときつい」と、チーム方針も効果がなかった。

 これで1勝2敗と負けが先行。西村監督は「明日からまたしっかりやっていかないと」と引き締めた。5年ぶりの日本シリーズ進出へ、残り4戦で3勝が必要。厳しい戦いにも、チームは前を向くしかない。【斎藤庸裕】

 [2010年10月16日8時7分

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