城島シェフのおすすめメニュー!?
阪神城島健司捕手(34)が超プラス思考でCS突破に挑む。15日は甲子園で最終調整。ダイエー、ソフトバンク時代に日本シリーズ、プレーオフと短期決戦で大活躍しているジョーは「打ったら大きく載るだけ。選手にとって、こんなにおいしいことはない」と極意をきっぱり。お祭り男がセ・リーグでも「おいしく」大暴れする。
大舞台を前に、城島はワクワク感でいっぱいだった。甲子園での最終調整。ラスト数球は狙い打つように左翼席へ柵越えを連発し、会心の笑顔で締めた。満員確実な初の甲子園開催で、相手は巨人。普通の選手なら緊張でガチガチになってもおかしくないがこの九州男児に、マイナス思考はみじんもない。テレビインタビューでユーモアたっぷりの城島節がサク裂した。
城島
ポストシーズン(PS)は4三振しようが、僕の(レギュラーシーズンの)生涯成績には残らない。打ったら大きく載るだけ。選手にとってこんなにおいしいことはないですよ。
CSは144試合の長編ドラマではなく、数試合の短編ドラマ。活躍すればするほどその名は上がる。たとえ打てなくても、戦犯扱いされることもめったにない。実際、PSはダイエー・ソフトバンク時代に日本シリーズなど4度出場。大活躍で得た「おいしい」思いが忘れられない。
短期決戦にはめっぽう強い。4度のPSは打率3割1分8厘で12本塁打。日本シリーズ4発は今なお日本タイ記録で、2度のシリーズ4発(00、03年)も長嶋茂雄と2人だけの快挙として残る。2度チームの日本一を導いたお祭り男にとって、CS巨人戦は絶好のごちそうだった。
城島
この時期に野球ができるのは、144試合戦ったごほうび。そしてタイガースファンには甲子園でもう1度野球を見てもらえる恩返しの場。結果は分からないけど、しっかりと準備だけはして戦います。
メジャーから移籍1年目の自身を温かく迎えてくれたファンに、打倒巨人を誓った。願いは続く中日とのファイナルステージも制し、日本シリーズで甲子園に帰ってくることだ。
城島
僕は今日、見なかったことにしてください。
テレビインタビュー後は、報道陣を振り切り猛ダッシュ。いたずらっぽい一言を残して、クラブハウスに消えていった。これもワクワク感いっぱい、城島流の決意表明か。2010年の総決算へ、大暴れの準備は整った。
[2010年10月16日10時35分
紙面から]ソーシャルブックマーク




