<セCSファーストステージ:阪神1-3巨人>◇第1戦◇16日◇甲子園
本拠地甲子園でがけっぷちに追い込まれた。頼みの左腕が打ち込まれ、自慢の強力打線から快音は聞かれなかった。阪神真弓明信監督(57)監督は「能見はちょっと硬かったかな。(打線は)シーズン中にもチャンスを作るが、もう1本出ない試合が結構あった。勝負強くなってほしいんだが…」と嘆いた。
「無敗男」の神通力がついに切れた。先発能見篤史投手(31)は昨年7月から巨人戦9試合で7勝無敗、トータルでも昨年から11連勝中だったが、決戦で無敗街道が途切れた。1、2回とも併殺打でピンチを切り抜けたが、3回に坂本に同点ソロを打たれ、さらに2点目も追加された。エンジンがかかってきた5回にも3点目を許して降板した。「5回の1点ですね。硬さ?
そんなことはないです。やることをやった結果なんで…」と言葉をのみ込んだ。
打線も主軸3人でヒットは、ブラゼルのソロ本塁打だけ。シーズン最多214安打を放ったマートンは1点を追う3回1死一、二塁の同点機でカウント0-3から見逃しの三振。続く新井は遊ゴロに倒れた。和田打撃コーチは「特に3回だった。相手の投手も、まだ球に指がかかってなかったからな」と残念がった。
17日も負ければ長いシーズンが終了する。真弓監督は打順変更について聞かれると「明日、ビックリするような打線になっているかもしれんで!
後がないんで、とにかく明日、絶対勝つつもりでいく」と言った。1番鳥谷と3番マートンを入れ替えるのか、それとも新ダイナマイト打線の復活を期待しているのか。追い詰められたそぶりは全く見せなかった。
[2010年10月17日9時12分
紙面から]ソーシャルブックマーク



