<パCSファイナルステージ:ソフトバンク1-0ロッテ>◇第3戦◇16日◇福岡ヤフードーム
ロッテが2日連続のミスでソフトバンクに王手をかけられた。1回、立ち上がりに不安のあったビル・マーフィー投手(29)が、先頭打者に四球を与えると、2番本多の投前バント処理を一塁へ悪送球。2死までこぎ着けたが、二、三塁から暴投で1点を失った。「バント処理は痛かった。2死からの暴投も悔やまれる」と肩を落とした。3失策で3失点した第2戦に続いて、短期決戦で痛恨のミスが出た。
打線はソフトバンクの救援陣の前に沈黙した。試合前の宿舎でのミーティングでは青山総合ベンチコーチが「頭を切り替えてやっていこう」と呼び掛けたが、15日に続いて3~6番が無安打。6回2死一、二塁では代打今岡誠内野手(36)が、7回2死二、三塁では西岡剛内野手(26)がともに凡退するなど、得点圏に走者を送ったイニングが4度ありながら、生かせなかった。第2戦から続く無得点は17回まで伸び、西村徳文監督(50)は「昨日もそうだけど、チャンスをものにできなかった」と悔しさをにじませた。
それでも、CS初スタメンとなった里崎智也捕手(34)は「風が甲子園にいっちゃったかな。とにかく勝ち続ければいい」と話すなどナインに悲愴(ひそう)感はない。レギュラーシーズンは3連勝で締めて、CSに出場できる3位に滑り込んだ。再び3連勝すれば、今度は日本シリーズに進出できる。西村監督は「(シーズンの)最後も負けられない状況で勝ってきた。もう1回選手を信じてやるしかない」と語気を強めた。【斎藤庸裕】
[2010年10月17日9時51分
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