オリックス後藤光尊内野手(32)が10日、今季取得した国内FA権を行使すると球団に伝えた。高知市内のホテルで行った村山良雄球団本部長(63)との3度目の交渉で「すごい条件をいただき、感謝していますが、他球団の話を聞いてみたい」と伝えた。近日中にFA申請手続きをし、18日以降に他球団との交渉に入る。
球団選びのポイントについては「僕がここでやりたいという何かがあれば決まる」とし「宣言したから(オリックスを)出る、ではなく、気持ちは半々です」と残留に含みも持たせた。
今季は3番二塁で143試合に出場し、いずれも自己最高の174安打、16本塁打、73打点をマーク。主将も任された。球団は今季年俸5300万円から大幅アップし、3年総額3億円を提示し、全力で引き留めに動いてきた。
村山本部長は「我々もできる限りの誠意は示した。本人が権利を行使されるというのは仕方ないと思うが、残念な気持ちでいっぱい」と肩を落とした。「並行して(補強を)進めないといけない。(残留してポジションが)重なってもそれは仕方ない」と後藤流出に備えて動きだすことになった。現時点で楽天、中日などが興味を示している。後藤は秋季キャンプを切り上げ、11日に帰阪する。
[2010年11月11日10時21分
紙面から]ソーシャルブックマーク




