<西武5-6中日>◇20日◇西武ドーム

 5点のリードをひっくり返される屈辱的な敗戦に、西武渡辺久信監督(45)は「(8回までは)最高の形。絶対に取らなければいけないゲームだった」と唇をかんだ。8回まで125球を投じた先発牧田の続投が裏目に出て、3失点して降板。2番手岡本篤も押し出しを含む3四球と制球に苦しんだ。開幕前からリリーフ陣の層の薄さが懸念されていた。改めてチームの弱点が浮き彫りとなり、渡辺監督は「引っ張りすぎた。俺の責任」と継投失敗に肩を落とした。