<ソフトバンク7-0阪神>◇21日◇福岡ヤフードーム
チーム25年ぶりの兄弟スタメンに、必死にこたえた。阪神新井兄弟の弟新井良太内野手(27)がブラゼルに代わる7番一塁で、今季初先発した。3回先頭でチーム初安打を記録。好投手杉内に対し1ボールからの2球目。外角低め直球に食らいつき、一塁線を破るシングルヒット。得点には結びつかなかったが、若虎ならではの思いきりの良さが光った。
「できることをしっかりやろうと思っていた。自分はチームを、どうこう言えるレベルの立場じゃない。できることをするだけ」。
2試合連続完封負けを受けての1戦。漂う重苦しいムードはあえて気にしなかった。2打席目以降は凡退し、3打数1安打。この日も打線のゼロ行進は止まらなかったが、がむしゃらな姿勢は印象に残った。
「まだまだ試合は続くので、どんどん結果を出せるように頑張っていきたい」。
一流投手に打ち負けず、これで左投手対戦成績は7打数3安打。左キラーとしての地位を徐々に固めている。初の兄弟スタメンで満足はしない。貪欲(どんよく)に、出場機会を探っていく。【佐井陽介】



