<阪神1-2西武>◇22日◇甲子園
阪神鳥谷敬内野手(29)が12打席ぶりの快音を響かせ、38イニングぶりの1得点を導いた。右人さし指を負傷しており、2試合連続のベンチスタート。1点を追う6回1死で代打登場し、通算1000試合出場を達成した。帆足の初球、内寄り130キロシュートを強振。三遊間を抜き、ムードを変えた。
「何とか塁に出ようと思っていた」。
さらに左太もも負傷から先発復帰した平野とタッグを組む。三塁進塁しての2死一、三塁。一塁走者平野がショートバウンド投球でディレードスチールを切り、一、二塁間で挟まれる。捕手から二塁に転送されたボールが一塁フェルナンデスに送球された瞬間、鳥谷が本塁へ。平野が二盗失敗するまでの間に同点のホームイン。連続無得点を巧みな足技で止めた。
「1番は(捕手が)投げた瞬間に行ければ良かったけど、行けなかったので、フェルナンデスに投げたら行こうと思っていた」。
負傷後の連続無安打も、11打席でストップ。節目の一戦は復活ロードのスタート地点だ。前日21日に山なりの送球を再開。この日の試合前室内練習では、真弓監督ら首脳陣に見守られながら、塁間前後の距離で強めのキャッチボールもクリアした。「痛みもだいぶなくなってきた」。遊撃守備に復帰する日も遠くはない。
通算1000試合出場については「知らなかった」。連続試合出場も921となったが、充実感はまったくない。4連敗で臨む今日の西武戦も代打出場となる見込み。今度こそは勝利を呼ぶ。【佐井陽介】



