<楽天2-0ロッテ>◇1日◇Kスタ宮城

 田中のスプリットに翻弄(ほんろう)され、ロッテが今季5度目の0封負けを喫した。5回以降は3度も得点圏に走者を進めたが、決定打を奪えなかった。西村徳文監督(51)は「スコアリングポジションで1本が出ない」と苦い表情だった。

 150キロ超の直球と鋭く曲がる変化球。特に要所で決まったスプリットに手を焼いた。5回2死一、二塁と8回無死二塁の2度の好機で空振り三振。どちらもスプリットにやられた岡田は「振りにいったら落ちる。あんな球を投げるのは他にいない」と脱帽。好調の伊志嶺も「こちらがチャンスの時ほど、低めに決まる」とあきれた。

 前夜がダルビッシュ、この日が田中。球界を代表する投手と2夜連続で対戦し、連敗した。4番大松は「僕に1本出ていれば流れも良くなった」と責任をかぶったが、ロッテにとっては何とも不幸な巡り合わせだった。【鈴木良一】