<西武2-4日本ハム>◇2日◇西武ドーム
100%の守護神がいつものように締めた。日本ハム武田久投手(32)が、26試合目の登板で自己最速、両リーグ一番乗りの20セーブ目を挙げた。「ブルペンから珍しく良かったので、逆にコントロールを重視して試合に入った。ゴロで打ち取れたのが良かった」。代打平尾には安打を許したが、キレのある直球とシュート、スライダーで決して大きな当たりは許さなかった。
昨季の数字を早くも越えた。不調のため、抑えから外れたこともあり19セーブにとどまった。梨田昌孝監督(57)も「昨年のこともあって、最初は不安があった。でも、コントロールや球のキレなど状態がいい」。結果を出し続けて、信頼を再び確固たるものにした。前回6月30日ロッテ戦(札幌ドーム)では登板12試合ぶりの失点も勝利は譲らなかった。ここまでセーブ機会失敗はゼロだ。
タイトル獲得の09年以来の20セーブ到達。「それはいいでしょ」。完璧な仕事の成果として表れるセーブ数は、今は振り返らない。それは、シーズンが終わってから。「みんな疲れはあると思う。でも、チームの状態がいいから、今はいいです」。目の前の試合にだけ集中する。【木下大輔】



