<阪神6-4横浜>◇2日◇甲子園
阪神小林宏投手(33)が復活登板で横浜にリベンジした。3点リードの8回から登板。1死後スレッジに二塁打を許したが後続を断ち、無失点にまとめた。
「勝負球が甘く入ってしまったけど、野手の方に助けられました」。
先頭村田の長打性はマートンがダイビングキャッチ。ハーパーのライナーは平野がジャンピングキャッチ。球運にも恵まれた。
6月29日、遠征先の福井で発熱と下痢の症状を訴え、緊急帰阪した。診断は胃腸炎。30日の練習も休み、病院で点滴治療を受けた。29日の広島戦は負けの展開で、出番はなかったとみられる。だが責任感の強い男は持ち場に穴を空けたことに、申し訳ない気持ちでいっぱいだった。「もう大丈夫です」。1日の倉敷遠征はチームで1人、当日入りの合流。そしてこの日、病み上がりでピンチは背負ったが、ホームだけは踏ませなかった。
急降下するきっかけとなる移籍初黒星を喫した因縁の相手、横浜を抑えたことも意味がある。「結果0に抑えられたし、しっかり投げられたのは大きい」。さあ、すべての悪い流れを断ち切った。コバヒロに“男前”のさわやかな笑顔が帰ってきた。【松井清員】



