<ソフトバンク1-0ロッテ>◇25日◇福岡ヤフードーム
ソフトバンク大場翔太投手(26)が無傷の6連勝だ。3回まで毎回得点圏に走者を置く不安定な立ち上がりを無失点でしのいだ。7回2死まで投げ、5安打無失点での今季6勝目。無失点イニングは16回2/3に延び、防御率1・15。8月に限れば、4戦4勝で防御率0・33と月間MVP候補に名乗りを上げた。昨年まで通算4勝ながら先発の一角を奪った右腕は、成長の秘密をのぞかせた。
大場
細川さんがイニングごとに配球を変えてくれた。前回のロッテ戦とも違う配球。結構、細川さんとシミュレーションしています。今日はフォークを軸にしてくれた。前回(オリックス戦)はチェンジアップが軸で、その前のロッテ戦はカットボールが軸だった。
捕手細川が大場を救った象徴的なシーンがある。
◆2回2死満塁で岡田
この回2四球出している大場に対し、細川は1ストライク取った後、ボール球を要求。勝負を焦らず、二飛に仕留めた。
◆3回2死二塁で今江
この日の軸となったフォークで空振り三振。
◆6回2死一、三塁で里崎
1ボール2ストライクから2球ワンバウンドのフォークを細川は体で止めた。最後はカットボールと球種は違ったが、ワンバウンドをしっかり止め、空振り三振。
大場は6回のシーンを「腕が振れた。置きに行ったら打たれる」と振り返った。女房役の存在は大きかった。この日投手陣は9イニングのうち6度得点圏に走者を背負ったが、失点を許さなかった。チーム2試合連続で今季21度目の無失点勝利。疲れが来る夏場に、ホークスのディフェンス力に磨きがかかり始めた。



