ソフトバンク細川亨捕手(31)が21日、母の死の悲しみを胸に、日本一への実戦復帰日程を定めた。今日22日に福岡移動し、24日に宮崎入りしているチームと合流。みやざきフェニックス・リーグでの実戦出場も25日予定で進められている。
細川の実母あつ子さん(享年54)は、17日午後に亡くなった。同日にチームを離れた細川はこの日、喪主として、青森で告別式を執り行った。01年ドラフトで西武に指名された約2週間後、実父を病気で亡くしている細川にとって、大きな悲しみは決して拭い去ることはできない。だが、ソフトバンクには悲願と言えるCS制覇に向けて万全の体調を整えるべく、早期チーム復帰への悲壮スケジュールを組んだ模様だ。
秋山監督は、細川の動向について「明日(22日、福岡に)帰ってくるよ」と明言。的山バッテリーコーチも「宮崎に行くよ」と語った。今日22日以降福岡で軽く体をほぐし、宮崎で本格的な練習再開と並行し、試合出場機会を増やしていくことになりそうだ。
悲しみが癒やされることはない。ただ、何よりの供養は、日本一の報告であることも分かっているはずだ。移籍1年目で正捕手の座をつかみ、12球団トップのチーム防御率2・29を引き出す活躍をみせた。11月3日開幕のCSファイナルステージ突破へ、そしてその先の日本一へ、扇の要が、まもなくチームに帰ってくる。【松井周治】




