武司よ、今のままではピンチヒッターだ!
中日の高木守道次期監督(70)が22日、獲得が確実となっている山崎武司内野手(42)にハッパを掛けた。「あとは本人の頑張り次第」と言い放ち、レギュラーを確約しなかった。監督と選手として再会する愛弟子だが、特別扱いせずに受け入れる。
高木次期監督は、移籍すれば10年ぶりの古巣復帰となるプロ26年目のベテランを厳しい言葉で突き放した。決して特別扱いしない。ポジションは自らの手でつかみ取れ。そう言わんばかりだ。
「球団から聞いています。あとは条件の面だけでしょう。今の状況ではピンチヒッターでしょうね。他の選手もいるわけだから」
その口ぶりからも入団は“内定”している状況だ。高木次期監督はこれまで「ホームランは大きな魅力。評価している。彼も名古屋で頑張りたいという思いもあるんじゃないか」などと発言し、期待を寄せていた。だが一転して甘い言葉を封印。現状では代打起用になることを明かした。シビアにレギュラーを確約しなかったのは、新チームの事情が理由にある。
落合政権で3年間主砲を務めていたブランコの去就が流動的。横浜村田がFA宣言すれば、獲得に乗り出すプランがある。編成がどうあれ、3連覇を目指すチームが野手に激しいポジション争いを課すことは必至。かつて監督と選手という立場で戦った間柄であっても、優遇するわけにはいかない。
「あとは本人の頑張り次第じゃないかな」。そう付け加えて、新たなスタートを切るベテランに発奮を促した。就任発表時には「余命をかけてやる」と鬼気迫る決意を語った70歳監督は、勝利のために一切の情を排除する。大砲山崎は高木竜でゼロから再出発することになる。



