阪神の新監督に就任する和田豊打撃コーチ(49)に、長期政権の期待が高まった。坂井信也オーナー(63=電鉄本社会長)が22日、神戸市内で取材に応じて、新監督の契約期間に言及。3年という長いスパンでチームの立て直しを期待している考えを明かした。

 坂井オーナー

 普通にいったら3年になるやろうと思うけど。長期で任せたいのは理想、そう思って選ぶんやから。1年で代えようと思って選びません。長期か、と聞かれたら長期ですと言わないとしかたない。

 チームは過渡期を迎える。選手の世代交代、コーチ陣の若返りなど、和田コーチの役割は多い。一方で常に優勝を期待される球団だけに、チームが低迷すれば、風当たりは厳しくなる。難局に立ち向かうためにしっかりと腰をすえて改革できる環境をつくる考えだ。

 坂井オーナー

 主軸を打てるようなバッターが生え抜きじゃないといけないということではないけど、ちょっと新しく打てるような選手が何人か出てくると楽しみだと思います。

 和田コーチは、これまで打撃部門でその手腕を発揮してきた。そんな新監督には、大砲候補育成の期待もかかっている。

 また新監督を支えるコーチ陣について、外部招聘(しょうへい)の可能性を問われると「コーチというのは専門職的な、職人的な色合いがある。チームの弱いところがあるとしたら、来ていただくということはあるかもしれない」と話した。

 坂井オーナーはシーズン最終戦翌日の25日に真弓監督と南球団社長の報告を受ける予定。同日にも誕生する可能性がある「和田監督」を、長期契約でバックアップする。