<DeNA5-2広島>◇2日◇横浜

 広島会沢翼捕手(24)が2日、DeNA15回戦(横浜)で顔面に死球を受け、救急車で病院に搬送された。横浜市内の病院で検査を受け、鼻骨骨折と診断された。入院せずに、今日3日に広島で再検査を受ける予定だ。

 9回1死一、二塁で代打で出場したが、山口の148キロ直球がヘルメットをかすめて左目下部付近を直撃した。ヘルメットにひびが入るほどの衝撃。当たった瞬間に跳びはねて痛がると、そのままバッターボックスの中でうずくまった。

 担架で運ばれる準備が整ったが、動かすのは危険だと判断された。意識はあったが、多量の出血があったという。救急車がグラウンド内に乗り込む異例の事態になり、動く気配のない会沢にスタンドからは「翼コール」が沸き起こった。スタンドでは涙を流すファンの姿もあった。12分間の中断の後、試合は再開された。

 試合後、野村監督は「会沢が心配。ヘルメットが割れていた。無事を祈るしかない」と険しい顔で話した。