日本ハム糸井嘉男外野手(31)が得意と自負する英会話でWBCのライバルとなる外国勢を翻弄(ほんろう)する。9日、札幌市内の商業施設で今浪とともにラジオの公開生放送に出演。リスナーからの「試合中に外国人選手とどんな会話をしていますか?」という質問に「英語出来ますよ」と即答。安打で出塁した際など、ベース上での会話の一端を明かした。

 相手外国人野手

 ナイスバッティング!

 糸井

 今日はHappiness!

 成立しているような、していないような…。集まった約3000人の観衆も、一瞬の間を置いて大爆笑だ。「Thank

 youと答えてもつまらないじゃないですか」と話し、外国人からは「“糸井、アホ…”と言われますけどね」と笑わせた。天然キャラ全開トークで、他球団の助っ人はすでに“KO”済み。WBCでの情報戦にも一役買うつもりだ。

 この日、入団表明したドラフト1位の花巻東・大谷には、大歓迎の意志を見せた。こちらも“絶口調”で「オオヤ君…(笑い)。早くやりたいですね一緒に。甲子園(の試合をテレビ)で見た時は、あまりすごくないなと感じましたけど」と冗談を交えながら、共闘を誓っていた。【木下大輔】