オリックスの沖縄・宮古島キャンプで13日、森脇浩司監督(52)が選手のミス連発に怒り、自分に対しても「ぼくも甘い」と怒りの矛先を向けた。

 午前中のシートノックでミスが続出。普段はもの静かな森脇監督も黙っていられなかった。積極的に飛球を捕りに行かなかった安達を「おい、安達!」と大声で呼び、珍しく声を荒らげた。だが、その怒声に選手は緊張したのか、その後、内外野、捕手が捕球、送球のミスを連発。監督をあきれかえらせた。たまりかねた首脳陣が再練習を決め、昼食開始の時刻を遅らせて約15分間、2度目のシートノックが行われた。

 ノックバットをふるった真喜志内野守備走塁コーチは「休み明けのシートノックがあれでは、情けない。監督が一番嫌うところ」と険しい表情で振り返り、福良ヘッドコーチも「あれだけミスが出ては…。だれがではなく、全員だから」と首をかしげた。

 監督は「選手も甘いがぼくも甘い。しつけ不足」と自身をも切り捨てた。野手の連係の呼吸やカットの位置など、キャンプ中に小さなミスもすべて修正する考え。それだけに「その日のうちに出来ることはその日のうちに解決しなければ」。静かな怒りの炎が、宮古島で燃えていた。【堀まどか】