右足首捻挫で2軍調整中の日本ハム大谷翔平投手(18)が、最短でゴールデンウイーク明けに野手として1軍復帰する可能性が出てきた。27日は鎌ケ谷のブルペンで投球練習を再開。「踏み込みや体重移動の時の右足とかを確認したかった」と、まずは捕手を立たせて30球。続けて捕手を座らせての本格投球で13球を投げ込んだ。

 1軍復帰へ向けた最初のハードルを飛び越えた。マウンドからの投球は11日のイースタン・リーグのロッテ戦で先発して以来、16日ぶり。体が前に突っ込んでバランスを崩す場面もあった。「傾斜で投げていなくて(感覚に)ズレがあった」。ブランクを感じたと同時に、手応えもあった。「痛みはなかった。もう全力でできる」。実戦復帰の条件の1つである全力投球にメドが立った。このままの状態を保てば、今日28日の同リーグDeNA戦(鎌ケ谷)にDHで先発出場する見込み。「いつも通り積極的にやっていきたい」と話した。

 二刀流も再開した。投球練習後はフリー打撃を敢行。同じ日に投打両方をこなすのは久しぶりだったが「大丈夫でした」。右翼の守備練習も今日から再開する予定。野手としては黄金週間中の2軍戦でフル出場できるまで仕上げていく。栗山監督も「みんな(報道陣)が期待する選手も、そろそろ(1軍に)帰ってくるでしょ」と、大谷の再昇格を示唆。順調に段階を踏めれば、大物ルーキーが大型連休を終え、戦列に復帰することになりそうだ。