<ソフトバンク10-3西武>◇11日◇鹿児島
ソフトバンク内川聖一外野手(30)のバットは今年も鹿児島でさえた。1-1の5回に涌井から左翼へ決勝の適時二塁打。「摂津のために打ちました」。同い年の右腕を援護し、さらに打者10人で6点を奪った6回にも左前にポテン打を放ち、マルチ安打とした。「勝てて良かったですね。連敗が止まった」。ホークス移籍後、同球場では15打数11安打5打点、打率7割3分3厘と、3年連続で相性の良さを見せつけた。
ただ試合後の内川は少々、不機嫌だった。無理もない。3回無死一塁と8回無死満塁でいずれも三ゴロとなった。「打てるところで打てていない。そういうところでしょ」。大勝の陰に埋もれてしまいそうだが、勝負どころで打っていない自分の課題にシビアだった。前日10日は黒豚しゃぶしゃぶなど郷土料理で、試合は白星で満腹になったが、打撃の空腹感は満たされることはなかった。



