<オリックス3-2日本ハム>◇12日◇京セラドーム大阪

 勝利の雄たけびが響くベンチ裏で、主砲の姿はなかった。オリックス李大浩内野手(30)がまさかの早退で、試合中に球場を後にしていた。森脇監督は「どこを痛めたではない。疲れが体に出ている。でも、(糸井)嘉男とデホは絶対に休むと言わない」と軽症を強調。体調不良による途中交代で、交流戦開幕となる14日阪神戦の出場に影響はない模様だ。

 右膝を痛めた糸井に続く主軸のアクシデント発生だった。李大浩は試合前のフリー打撃を取りやめ、室内練習場で軽めのメニューをこなした。睡眠不足で疲労が蓄積。野間チーフトレーナーは「病院には行かないが、しんどそうだった。ボーッとしていると言っていた。熱もないし、甲子園からは出られる」と説明した。そんな状況でも李大浩は出場を志願。スタメンから外れず、初回に先制タイムリーだ。「とにかくランナーをかえすことだけ。いい所に落ちてくれた」。3回の打席は空振り三振に倒れ、ベンチに下がった。

 チームは6連敗の後、今季初の4連勝。主砲のアクシデント発生もしのいだ。次は6連勝中の阪神と関西対決だ。【田口真一郎】