<阪神9-5ソフトバンク>◇18日◇甲子園

 ソフトバンクのエース摂津正投手(30)が記録的な大炎上で今季2敗目を喫した。初回、西岡に外角直球を合わされた。甲子園特有の右翼から左翼へ吹く浜風に押された打球はそのまま左翼ポール際へアーチを描いた。「(西岡の打球は風で)流されていきましたね。あぁしょうもない(失点)」と、落ち着かぬまま無死一塁から鳥谷の投ゴロを二塁へ悪送球。さらに1死満塁として新井良に左翼席へ満塁弾をたたき込まれた。「ペースをつかむ前に試合が決まってしまった」と肩を落とした。

 強めに吹いていた浜風は投球にも影響した。捕手細川が「風でカーブのブレーキが効かなかった。球数も多かったし、あそこまで(乱れるのは)珍しい」と話すように、本来の制球力を発揮できなかった。

 今季最短の3回、8安打6失点KO。満塁被弾、1イニング2被弾はプロ5年目で初めて。エースは「(風は)相手も同じ条件ですから」と言い訳をせずに、次回へ気持ちを切り替えていた。