<DeNA8-4日本ハム>◇18日◇横浜

 日本ハムが連勝し損なった。守備の乱れと投手陣が踏ん張りきれず、DeNAに逆転負け。栗山英樹監督(52)は「勝ちきれないのは、申し訳ない」と話し、9連敗中と同じく謝罪するしかなかった。

 逃げ切れなかった。3点リードの6回。金子誠がゴロをはじくと(記録は失策)、流れが変わった。好投していた先発谷元は安打でつながれ、ブランコに同点3ランを献上。1点を勝ち越した8回は頼みのリリーフが崩れた。石井が乱調。1死満塁のピンチを背負い、山崎に走者一掃の逆転適時二塁打を許した。日本ハムらしい、守り勝つ野球ができなかった。

 連敗を止めた代償は大きかった。前日17日に2回44球を投げた守護神・武田久は、よほどのことがない限り休ませる計算だった。「久が使えないからね。(8回に)石井、(9回に)増井ということになる」(栗山監督)。ただ、石井も最近はフル回転だった。12日オリックス戦からカードの合間に休日はあったが、この日で5連投。2敗目を喫した左腕は「疲れは全くないです。ないです」と気丈に話した。

 再スタートを期した一戦で痛い黒星。守備からリズムを作り、鉄壁の中継ぎ陣が試合を締める得意の形に持ち込めなかった。栗山監督は「3、4点は覚悟していた。展開的にはイメージ通りだったけど…」と渋い表情。今日19日からは本拠地・札幌ドームで巨人2連戦。昨季日本シリーズの借りを返し、逆襲のきっかけにしたい。【木下大輔】