<ソフトバンク3-1オリックス>◇26日◇ヤフオクドーム

 ソフトバンク中田賢一投手(32)が「修正力」で6回3安打1失点でチームトップの8勝目をつかんだ。1回先頭ヘルマンに中前打。2、4回も先頭に四球を与えた。1失点と粘るが、不安定な投球が続いた。すると5回から無走者でもセットポジションに変えた。「ランナーを出してからの感覚が良かったので」。これが奏功。6回まで打者6人で抑え込んだ。

 球宴を挟んで後半戦最初の登板。調整した2週間、直球を多めに投げて本来の威力が戻った。「ボールに力が伝わるようになった。ばらつきながらも押し込めた」。白星が何よりだが、内容にも収穫があった。

 昨年までチームメートの中日岩瀬が400セーブを達成。「今年のオープン戦で(福岡に)来られたときも食事に行った。体が強くて、いつ見ても同じフォームで投げ込んでいる。去年自分が中継ぎをやっているときも、ブルペンで何か盗んでやろうと思っていた。前人未到ですし、すごいですね」。先輩に刺激を受け、自らも7年ぶり2桁勝利に突き進む。