巨人やヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏(40)がトーク番組に初出演し、今後の進路について本音を語った。「聞く力」の著者でインタビューの名人・阿川佐和子が各界の著名人と対談する「サワコの朝」(TBS系列で27日午前7時30分放送)にゲストとして招かれ、21日までに収録が行われた。

 現役引退から2年。巨人の監督候補にも挙がる松井氏は「ユニホームというのは特別な魅力があるとは思う。でも、今すぐ着るか、というとあんまり今はそういう気持ちではない。まだはっきりした明確なものは見えていないというのが正直なところ」と、当面はニューヨークを拠点とした生活を続ける考えを明かした。

 また、巨人長嶋茂雄終身名誉監督との師弟関係、高校時代の5打席連続敬遠にまつわる裏話なども披露。注目する選手には今年2月のキャンプで指導した巨人大田を挙げ「彼はすごい可能性を秘めている」と期待した。