ソフトバンク牧原大成内野手(22)が12日、前日の紅白戦に続き、中堅で出場し、工藤監督のお墨付きをもらった。俊足を生かし、無難に5度の守備機会をこなした。打っても、急きょ欠場した中村晃に代わって2番で起用され、武田から右前打。キャンプ地に激励に訪れた母校城北高関係者らの前で結果を残し「捕ることに関しては大丈夫。あとは走者がいる時に、速く正確な強いボールが投げられれば。試合に出られるのは大きな収穫だし、自信にもつながる」と話した。

 指揮官は「(牧原は)肩がいいし、捕ってからも速い。これから出せる時に使ってみるのも1つかな」と評価。試合終盤に牧原を守備固めで中堅に入れ、柳田を中堅から右翼に回すシフトも新たなオプションとなりそうだ。