ソフトバンクの新戦力リック・バンデンハーク投手(29=韓国・サムスン)が鮮烈デビューを飾った。17日に行われた紅白戦に先発し、1回を打者3人で抑えた。直球の最速は148キロ。キレのあるスライダーで中村晃から見逃し三振を奪った。長身投手にありがちな不安定さを感じさせない。韓国球界で防御率、奪三振の2冠を獲得しただけに、大崩れしないタイプを連想させた。
「チームメートと一緒にプレーできてよかった。それが一番の収穫だ。スピードは気にしていない。制球がまとまり、ストライクが取れてよかったよ」
まだ2月中旬ながら、直球は常時140キロ台後半を計測。キャンプを順調に過ごせている。この投球に他球団007は警戒レベルを上げた。
西武福島スコアラー
スタンリッジみたいだ。まとまりがありそうだし、投げ方もオーソドックス。この時期にあれだけ速かったら、シーズンで150キロ以上出るでしょう。
降板後には対戦した本多を、自ら取材。「角度があるし、低めの直球は低いと思ったら、ストライクだった。伸びがある」。そんな印象を引き出した。「打者の目線から意見を聞けて、有意義な紅白戦だった」。次回は25日の練習試合、韓国・斗山戦で対外試合に初登板する予定だ。3月の侍ジャパン強化試合に欧州代表入りすることが正式に決定。優良助っ人が着実にステップを踏んで、開幕ローテーションに進む。【田口真一郎】
◆リック・バンデンハーク
1985年5月22日、オランダ・アイントホーフェン生まれ。02年にマーリンズと契約してプロ入りし07年にメジャーデビュー。メジャー通算50試合で8勝11敗、防御率6・08。13年から韓国・サムスンに所属。2年間で49試合、20勝13敗、防御率3・55。198センチ、105キロ。右投げ右打ち。



