連敗脱出へ桑田コーチが診断します。東京6大学リーグの東大が21日、都内の同大グラウンドで練習納めを行った。現在リーグ戦66連敗中で、ワースト記録の70連敗が現実味を帯びてきた。浜田一志監督(49)は遠ざかっている勝利へ、元巨人の桑田真澄特別コーチ(45)による「桑田カルテ」の投入を明らかにした。

 秘策は“オーダーメード”の助言だった。「投手の個別カルテをお願いしています」。投手1人1人が自分の強化したい点などを桑田コーチに郵送。課題を分析し、年明けの練習から個別のメニューに反映させていくという。今秋のリーグ戦で防御率は4・60と今春の6・14から大幅に改善。この日の練習納めに桑田コーチは欠席したが、週に1度の指導が実を結び始めている。

 浜田監督は「桑田カルテでさらなる飛躍を!

 という感じです」と期待を寄せる。連敗脱出へ桑田コーチが“ドクターK”になる。