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ヤクルト加藤初ブルペンは直球のみ30球

 ヤクルト大学・社会人ドラフト1巡目・加藤幹典投手(22=慶大)が、ツバメからタカになってツメを隠す。19日、埼玉・戸田グラウンドでの新人合同自主トレで初めてブルペン入りし「(開幕まで)球種を隠したい気持ちはありますね」。ローテーション入りをにらみ、オープン戦では手の内を隠すつもりでいる。

 大学時代に情報の重要性を痛感した経験からだ。プロではオープン戦から、各球団スコアラーを派遣し、事細かに分析する。「最初はピッチャーが有利ですから」と、できるだけデータを出し惜しみする。

 開幕1軍を視野に、オープン戦も「できればパ・リーグ相手に投げたい」と話す。首脳陣がキャンプ中の調整を見ながら登板を決めるため、現実的には厳しいが、自分なりに計算しながら準備を進めている。

 この日は捕手を立たせたまま直球だけ30球を投げ込んだ。高田監督が視察する中、高校生ドラフト1巡目・佐藤由と初めてのそろい踏みにも「今の時期に故障するのが一番怖いので…」とマイペースを貫いた。

 前日の休日は佐藤由を誘い六本木まで遊びへ出掛けた。「(佐藤由が)引きこもりにならないように、これからも機会があれば連れ出しますよ」。グラウンドを離れれば、どんどん表に顔を出していくつもりだ。【松本俊】

[2008年1月20日9時30分 紙面から]

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