IWGPヘビー級王者でロスインゴベルナブレス・デ・ハポン(LIJ)率いる内藤哲也(33)が、初防衛に成功した。

 王座を奪ったオカダ・カズチカと同じユニットCHAOSの次なる刺客で、同王座初挑戦の石井智宏を30分を超す激闘の末、必殺デスティーノで退けた。

 両軍の対抗戦も、EVILが後藤洋央紀に快勝。SANADAはオカダに敗れたが、2勝1敗と勝ち越した。内藤は「消化試合とはいえ、石井本人はあと1歩だったと思っただろう。お客さんもあと1歩だと思ったでしょうが、それは、すべてはオレの手のひらの上で躍らされていただけ。オレはチャンピオンでオクパード、忙しいから、寝不足で疲れちゃっただけ」と話した。試合後リングに上がり、挑戦表明の態度を見せたオカダには「オカダ、おれから1つアドバイスしてあげたいと思っているんだ。オカダ、オカダ、トランキーロ、あっせんなよ」と言い放った。