K-1ワールドユースが2・2開催決定※画像クリックで拡大表示

 08年のK-1は10代が起爆剤になる!

 FEGの谷川貞治イベントプロデューサー(EP=46)が11日、都内ホテルで記者会見を行い、来月2日の「K-1

 WORLD

 MAX

 2008

 日本代表決定トーナメント」(日本武道館)内で、20歳以下選手の国別対抗戦「K-1

 WORLD

 YOUTH

 2008」を立ち上げることを発表した。これまで体重別の階級制はあったものの、年齢制限を設けての世界規模大会は初。格闘技界に新旋風を起こす構想だ。

 谷川EPが新たなプロジェクトをぶち上げた。昨年大みそかの「Dynamite!!」内で行われた「K-1甲子園」を高く評価した上で「全国に未来のK-1ファイターが数多くいることを実感した。サッカーのような国際的競技を目指すためにも、20歳以下の底辺拡大が必要」とコメント。来月2日の「MAX-」内から、20歳以下の世界大会「WORLD

 YOUTH

 2008」を立ち上げることを発表した。

 これまで体重などでの階級制はあったが、年齢制限付きの世界大会は初。同時に「開幕戦は日本代表3人とオランダ代表の3人の団体戦」となることも発表され、先鋒(せんぽう)に才賀紀左衛門(18=大誠塾)、中堅に嶋田翔太(14=島田塾)、大将にHIROYA(16=フリー)が選ばれた。

 谷川EPは「魔裟斗がSMAPとするならば(彼らは)ジャニーズJr.みたいなもの」と表現。今後は10代選手の練習や体調管理などもバックアップ。「合宿で集団生活をさせることもある」と、本家ジャニーズさながらのプランも示唆した。

 新機軸の国別対抗戦を行うことで、サッカーの世代別代表のような組織的強化の導入も目指す。「今後は若手を指導する監督やスタッフを整備していきたい」と展望を語った。今回のYOUTHが手始めになる団体戦について「11年にはK-1のW杯構想もある。将来的にはヘビー級やMAXにまで波及させ、他の競技に負けないようにしたい」。格闘技界の大変革につなげていく構えだ。【山田大介】[2008年1月12日8時47分

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