日本相撲協会は29日、愛知・IGアリーナで大相撲秋場所(9月13日初日、東京・両国国技館)の番付編成会議を開き、丹治(20=荒汐)の新十両昇進を決めた。会見に同席した荒汐親方(元幕内蒼国来)が、同部屋の若隆景の現状を明かした。
若隆景は名古屋場所前の佐渡ケ嶽部屋への出稽古後にコンパートメント症候群と診断され、緊急手術を受けた。荒汐親方は「どんどん良くなってきています」と説明。すでに車いすではなく、歩いているという。
一方で「4回の大手術に、小さい手術も2回」だったことを明かし、術後はしばらくベッドから降りられない厳しい経過もあった。
荒汐親方は場所中の4日目に病院で面会し、約30分話した。本人は「リハビリ頑張ります」と話したという。最初に手術する際も、医師に「手術していいんですけど、復帰できますか?」と尋ねていた。さらに「筋肉がどこまで戻るのか」も気にしていたといい、親方は「その意識はすごく強かったんじゃないかと思います」。
復帰時期については「無理に決めつけるようなことはしない」と慎重に話した。

