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詳細速報 <新日本1・4東京ドーム>

◆新日本プロレス「レッスルキングダム4」

◇東京ドーム◇2010年1月4日◇17:00◇観衆4万1500人  
中邑が高山下して4度目の防衛に成功

 IWGPヘビー級選手権試合は王者中邑真輔(29)が挑戦者の高山善広(43=フリー)をボマイェからの片エビ固めで破り、4度目の防衛に成功した。高山とは04年1月4日以来、6年ぶり4度目の激突。この勝利で対高山戦の成績を2勝2敗のタイに持ち込んだ。試合後は、中西学がリング上で挑戦をほのめかした。

▽IWGPヘビー級選手権試合60分1本
○中邑真輔
(王者)
15分51秒
片エビ固め
高山善広×
(挑戦者)
 中邑が壮絶なシバキ合いを制した。高山の重いキック、ニーリフトで一方的に痛めつけられた。ひざ蹴り、ジャーマンで反撃を試みるも、高山の勢いは止められず、バックドロップ、ダブルアームスープレックスからニーリフトをこれでもかと連発でたたきこまれた。さらに、ロープをはさんでのドラゴンスープレックス、エベレストジャーマンを食い、タックルで入ったところにカウンターのニーリフトを浴びてダウンした。万事休すかと思われたが、カウンターのニーリフトを高山のボディにヒットさせて、すかさず起死回生のボマイェを高山の後頭部へ叩きこんだ。ナックルでの壮絶な殴り合いから右ハイキックで高山を片ひざ状態にすると、2発目のボマイェ。3発目のボマイェはガードされるもすかさず左のボマイェをさく裂。最後は右のボマイェで高山を撃破し、4度目の防衛に成功した。
 3カウントのゴングが鳴ると、すぐさま中西学がつっかかってくるが、これに対し中邑は不快感を露に。
 最後は高山から握手を差し伸べてもらい、抱き合うとお互いの検討を讃えた。
▽GHCヘビー級選手権試合60分1本
○杉浦貴
(王者)
20分54秒
足首固め
後藤洋央紀×
(挑戦者)
 杉浦が貫禄勝ちで初防衛を果たした。重戦車のような突進力で、後藤の顔面に重いフロントキックをたたきこんだ。トップロープからエプロンサイドへのネックブリーカーで後頭部を痛打すると一転、ダイビングエルボー、ラリアット連発、バックドロップ、昇天で追い込まれていく。2発目の昇天をかわすと、コーナーポストへの投げ捨てジャーマン、走りこんでのニーアタック、アンクルホールドで反撃開始。ジャーマン、ドラゴンスープレックス、昇龍結界を耐え切ると、ジャーマン投げ捨てから再びアンクルホールド。張り手合戦で後藤をグロッギーに追い込むと、オリンピック予選スラムから3度目のアンクルホールドでギブアップ勝ちを収めた。
▽60分1本
○棚橋弘至 19分4秒
片エビ固め
潮崎豪×
 棚橋がエース対決を制した。潮崎の重い逆水平チョップにもん絶した。ドラゴンスクリューなどで潮崎の左足を殺しにかかるが、潮崎のチョップの前にペースを完全には奪えず。ならばと、三沢光晴を彷彿とさせるかのような左右のエルボー、ダブルアームの体勢からタイガードライバーではなく、スープレックスを放つなど精神的な揺さぶりをかける。ハイフライフロー(HFF)を剣山カットされ、雪崩式で投げ捨てられたが、次第に序盤の左ひざ攻撃が功を奏し始める。潮崎のムーンサルトを浴びたものの、潮崎が痛めたひざをかばいながらの不十分なフォールだったため命拾い。ゴーフラッシャーを空中で切り返すと、ドラゴンスープレックス、みちのくドライバー2でダメージを与え、最後はHFF2連発で3カウントを奪った。
▽IWGPジュニアヘビー級選手権試合60分1本
○丸藤正道
(王者)
14分14秒
エビ固め
タイガーマスク×
(王者)
 丸藤が史上初のメジャージュニア3冠を果たした。リングを縦横無尽に躍動した。タイガーの格闘スタイルに、イマジネーション溢れる技で対抗した。中盤、トップロープ超えのドロップキックを逆にドロップキックで迎撃され、右ひざを痛めると、タイガーの波状攻撃を浴びた。垂直落下式ブレーンバスター、雪崩式タイガードライバー、タイガースープレックス、チキンウイングアームロック、ミレニアムスープレックスを食い、あわやの場面が続く。デストロイスープレックスをこらえ、トラースキックをタイガーの顔面に集めると形勢逆転。不知火・改、タイガーフロウジョンで一気に勝負を決めた。
▽60分1本
○真壁刀義 5分39秒
体固め
モハメドヨネ×
 真壁がヨネを一蹴した。花道入場でチェーンを奪われ、ラリアットの奇襲を受けた。ラリアットの応酬からダイビングギロチンドロップを2発浴びて動きが鈍ったが、投げ捨てジャーマンからラリアットで反撃。エルボー合戦を経て、スパイダージャーマン、トップロープからのキングコング・ニードロップとつないで完勝した。
▽30分1本
テリー・ファンク
長州力
蝶野正洋
○中西学
8分52秒
アルゼンチン式背骨折り
アブドーラ・ザ・ブッチャー
矢野通
飯塚高史×
石井智宏
 テリーとブッチャーがまさかの共闘?を果たした。テリーが飯塚にスピニング・トーホールドを決めるも、ブッチャーは地獄突きでこれを阻止。テリーもナックルで応戦するなど往年の遺恨劇を繰り広げた。しかし、ブッチャーが飯塚に地獄突きを誤爆すると、なんと飯塚がブッチャーにフロントキック。CHAOS陣営に不穏な空気が漂うと、すかさず長州が矢野にリキラリアット、蝶野もシャイニングケンカキックで続き、試合の主導権を奪った。中西が飯塚の金的攻撃からアイアンフィンガーフロムヘルでダウンすると、テリーがナックルで飯塚を制裁。すると、テリーがアイアンフィンガーをブッチャーに投げ渡し攻撃を促すと、さきほどのお返しとばかりにブッチャーが飯塚にアイアンフィンガー地獄突き。さらに矢野にも地獄突きから毒針エルボーを落とすと、最後は中西がアルゼンチン式背骨折りで飯塚を仕留めた。
▽30分1本
田中将斗
○TAJIRI
9分37秒
片エビ固め
永田裕志×
 永田がTAJIRIの術中に落ちた。序盤から曙がTAJIRIを圧殺しまくり、永田もバックドロップを田中に決めるなどエンジン全開。永田と曙のコンビネーションも良く、曙との合体ネックスクリューで田中を場外へ蹴散らした。残ったTAJIRIを撃破するのも時間の問題かと思われたが、永田がリングサイドにいた邪道に足をひっぱられると、孤立した曙がTAJIRIのグリーンミストを浴びて戦闘不能に。さらに永田もグリーンミストを浴び、最後はTAJIRIのバズソーキックに屈辱の3カウントを聞いた。
▽IWGPタッグ選手権試合3WAYハードコアルール60分1本
○裕次郎
内藤哲也
(挑戦者組)
13分28秒
片エビ固め
ジャイアント・バーナード
カール・アンダーソン×

(挑戦者組)
 ※もう1組はブラザー・ディーボーン、ブラザー・レイ(王者組)
 ※あらゆる凶器の使用を認め、場外カウントは無しとする。
 凱旋帰国のNO LIMITが新日本にベルトを取り戻した。屈強な外国人チーム相手に若さを武器に立ち向かった。内藤がレイにチーズおろし器で額から流血させられ、裕次郎はディーボンにハシゴの上にボディスラムでたたきつけられた。さらに、アンダーソンに続き、内藤がチーム3Dのパワーボム・オン・ザ・テーブルの餌食になると、裕次郎もバーナードのダイビングボディプレス・オン・ザ・テーブルの餌食となった。しかし、海外武者修行で身につけたタフネスぶりを発揮してすぐさま戦列に復帰。チーム3Dがアンダーソンに3Dを決めるも、バーナードがディーボンの足をひっぱりカウントを阻止。バーナードとチーム3Dが場外でやりあう中、NO LIMITがリミット・レス・エクスプロージョンでアンダーソンから3カウントを奪い、新王者に輝いた。
▽IWGPジュニアタッグ選手権60分1本
○田口隆祐
プリンス・デヴィット
(王者組)
9分7秒
片エビ固め
ウルティモ・ゲレーロ
アベルノ×
(挑戦者組)
 アポロ55が4度目の防衛に成功した。挑戦者組のパワーに苦戦した。田口が合体技パワーボムなどの大技を浴び、デヴィットもノータッチトペを繰り出したが挑戦者組の勢いは止められず。さらに、デヴィットがゲレーロの雪崩式リバースDDT、田口がアベルノのダブルアーム式の雪崩式フェイスバスターを食って虫の息に。しかし、得意の連係技と合体技で徐々に劣勢を挽回すると、合体技ブラックホールバケーションで田口がアベルノから3カウントを奪った。
30分1本
S・S・マシン
○井上亘
平澤光秀
4分59秒
トライアングルランサー
獣神サンダー・ライガー
金本浩二
岡田かずちか×
 青義軍の井上が新年初白星を飾った。岡田の飛距離あるミサイルキックを食ったが、トライアングルランサーで逆襲。マシンのセントーン、平沢のダイビングヘッドバッドのアシストを受けて2度目のトライアングルランサーで勝負を決めた。


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