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詳細速報 <新日本7・19月寒ドーム>

◆新日本プロレス「Circuit2010 NEW JAPAN SOUL」

◇北海道・月寒ドーム◇2010年7月19日◇15:00◇観衆5000人  
真壁肋骨骨折の疑いも不屈のV2

 IWGPヘビー級王者の真壁刀義(37)が2度目の防衛に成功した。挑戦者の前王者・中邑真輔(30)から容赦のないひざ蹴りを左脇腹と顔面に浴びて窮地に陥ったが、キングコングニードロップなどで反撃。肋骨(ろっこつ)骨折の疑いがありながらも18分15秒、意地の飛龍原爆固めでフォール勝ちした。8月6日に開幕するG1クライマックス前年覇者でもある現王者は、G1連覇の達成を公約に掲げた。

▽IWGPヘビー級選手権試合60分1本
○真壁刀義
(王者)
18分15秒
飛龍原爆固め
中邑真輔×
(挑戦者)
 真壁が前王者・中邑を返り討ちにした。中邑にヒザ蹴りでボディを狙われた。左の腹部に手を当てるしぐさが目立ち、いつもの荒々しいファイトが影を潜める。それでも中邑の後頭部にヘッドバッド、ラリアットを連発するなりふりかまわぬ攻撃で盛り返すと、ジャーマン、雪崩式パワースラム、左右のラリアット。スパイダージャーマンを炸裂させるとキングコングニーを中邑の後頭部へ。2発目はかわされたが、中邑のボマイェを徹底的に防ぎ、ドラゴンスープレックスホールドで2度目の防衛に成功した。
  試合後、傷めた腹部を気にしながらもG1クライマックス2連覇を宣言した。
▽無制限1本
○棚橋弘至 20分
胴絞め裸絞め
飯塚高史×
 棚橋が狂気の飯塚を下した。場外での椅子攻撃に加え、反則チョーク攻撃、ラフファイトを仕掛けてくる飯塚に棚橋もチョーク攻撃で対抗。飯塚得意のアイアンフィンガー・フロムヘルの地獄突きを食い、コーナーポストを取り付ける紐で首を締め上げられ大ピンチに。しかし、レフェリーがしっかりとこの反則を見破り、飯塚に注意する間に棚橋が蘇生。起死回生のハイフライフロー(HFF)を決めると、スリングブレイド、HFFからスリーパーで勝利した。
▽IWGPタッグ選手権試合巴戦60分1本
バ-ナ-ド
○アンダ-ソン

(王者組)
11分13秒
片エビ固め
永田裕志
井上亘×

(挑戦者組)

※通常のタッグマッチ形式で2連勝したチームが王者となるルール。もう1組は高橋裕二郎、内藤哲也
【第1試合】
○井上[片エビ固め]アンダーソン×
  青義軍が先勝した。井上がバーナードの場外パワーボムでエプロンサイドに叩きつけられ大ダメージを負う苦しい展開。しかし、永田がキック、ナガタロック2でバーナードを、垂直落下式ブレーンバスターでアンダーソンを蹴散らすと、井上がトライアングルランサーからスピアー・オブ・ジャスティスにつなげてアンダーソンからピンフォール。
【第2試合】
○内藤[ジャックナイフ式エビ固め]井上×
  NO LIMITが難なく勝利を挙げた。疲労の色が濃い井上を集中攻撃。うるさい永田を分断すると、裕二郎が井上にラリアットしたところをすかさず内藤が抑え込んだ。
【第3試合】
○バーナード[片エビ固め]高橋×
  NO LIMITがまさかの痛い黒星を喫した。裕二郎がバーナードの左足に狙いを定めて動きを封じ、アンダーソンも2人がかりで順調に攻め、勝利は目前かと思われた。しかし、パワーを全面に反撃してくるバッドインテンションに押されるとアンダーソンのガン・スタンで内藤が戦線離脱。最後はバーナードのバーナードライバーの前に裕二郎が沈んだ。
【第4試合】
○アンダーソン[片エビ固め]×井上
  青義軍の必死の粘りもベルトには届かなかった。ダメージの大きい井上はエプロンサイドに立つのもままならなかったが、永田の檄に応え最後の力を振り絞る。永田がキック攻撃で流れを引き寄せると、井上もスタガリンブロー、卍固めでアンダーソンを攻撃。さらに、井上がバーナードをジャーマンで投げ捨て、永田がドライブスクリューでアンダーソンを攻め込むいい場面もあったが、最後はガン・スタンに井上が沈んだ。
  バーナード、アンダーソン組は初防衛に成功。

▽30分1本
○矢野通 5分56秒
スタンディングニ-ロック
TAJIRI×
 TAJIRIが無念のギブアップ負け。右ひざ負傷のまま強行出場のTAJIRIは右足を引きずりながら入場。当然のように矢野に足を狙われると、反撃もままならず、TAJIRIの悲鳴だけがこだまする時間が続いた。矢野の脳天を椅子攻撃で打ちぬき、バズソーキックを狙うチャンスもあったが、右足の痛みからキックを放つことはできず。最後はスタンディングニーロックで無念のギブアップ。
  試合後も矢野に右足を狙われたTAJIRIだったが、グリーンミストで撃退した。
▽IWGPジュニアタッグ選手権試合60分1本
○田口隆祐
プリンス・デヴィット

(挑戦者組)
13分59秒
エビ固め
エル・サムライ×
金本浩二

(王者組)
 サムライ、金本のベテランタッグが初防衛に失敗した。序盤からアポロ55の素早いタッチワークと連係攻撃に苦戦。金本のプランチャ、サムライのトペで流れを引き寄せようとするも、若いApollo55の勢いは止まらず。それでもサムライが田口をチキンウイングアームロックで、金本がデヴィットをアンクルホールドで絞め上げるサブミッション二重奏でベテランの意地を見せる。サムライが田口にサムライクラッチを切り返され、だるま式ジャーマンで追い込まれると、最後はどどんに沈んだ。
▽20分1本
キング・ファレ
○後藤洋央紀
中西学
9分20秒
体固め
平澤光秀×
スーパー・ストロング・マシン
長州力
 平澤が奮闘した。マシンのセントーン、長州のリキラリアットと豪華なアシストからジャーマンで後藤をあと一歩まで追い詰めた。しかし、キャリア、地力で勝る後藤に盛り返さえ、最後は昇天・改に沈んだ。
▽30分1本
○KUSHIDA 8分41秒
エビ固め
外道×
 
▽20分1本
○タマ・トンガ
タイチ
7分29秒
エビ固め
三上恭佑×
AKIRA
 


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