日刊スポーツのニュースサイト、ニッカンスポーツ・コムの格闘技ページです。



ここからこのサイトのナビゲーションです

共通メニュー

企画アーカイブズ

QAなう


  1. ニッカンスポーツ・コムホーム
  2. 格闘技
  3. 詳細速報
  4. 新日本10・11両国


詳細速報 <新日本10・11両国>

◆新日本プロレス「DESTRUCTION’10」

◇東京・両国国技館◇2010年10月11日◇17:00◇観衆8800人  
小島がIWGP奪取!

 メーンのIWGPヘビー級選手権試合は、挑戦者でG1クライマックス優勝者の小島聡が、王者真壁刀義を19分12秒、ラリアットからの片エビ固めで破り、5年ぶりの王座返り咲きを果たした。序盤からテーブルやイス攻撃を放つなど、小島らしからぬハードコア戦を展開。勝利へのなりふり構わぬ執念に、場内にはどよめきとブーイングが入り交じった。ラリアットからフォールを狙ったが失敗。その後、キングコングハンマーを食らってピンチに陥ると、またしてもラリアットで王者を豪快に倒し、3カウントを奪った。

▽IWGPヘビー級選手権試合60分1本
○小島聡
(挑戦者)
19分12秒
片エビ固め
真壁刀義×
(王者)
 夏のG1王者・小島がIWGPを奪取した。これまでにないラフファイトでこの一戦への覚悟を示した。エプロンサイドでのDDTから場外戦で真壁に長机を投げつけ、さらに背中をイスでたたきつけた。これで真壁が左肩から首の付け根付近を痛めたと見るや、冷静にDDT、雪崩式コジコジカッター、CCDで追い込んでいく。真壁が勝負を狙ったキングコング・ニードロップをかわすと後頭部へラリアット。スパイダー・ジャーマンを浴びるも、コーナー上の真壁の後頭部へ再びラリアット。雪崩式バックドロップ、垂直落下式ブレーンバスター、左のウェスタンラリアットと怒とうの攻めを見せる。キングコングハンマー、ジャーマンと真壁の必死の反撃をしのぐと、最後はカウンターの豪腕ラリアットで決着をつけた。
  試合後、中邑真輔を初防衛戦の相手に指名し、最後は「俺からベルト奪(と)ってみろバカヤロー!」といつものバカヤロー節で締めた。
▽60分1本
○棚橋弘至 19分59秒  
テキサス四ツ葉固め
内藤哲也×
 棚橋が消耗戦を制した。左ひざを狙われる苦しい立ち上がりだったが、逆にドラゴンスクリュー、グラウンドでのドラゴンスクリューで内藤の左ひざを攻め立てる。低空ドロップキックの打ち合いでも意地を張り合った。ダルマ式ジャーマン・スープレックスをバック宙でかわされ、逆にドラゴンスープレックスを浴びたが、内藤必殺のスターダストプレスはキッチリかわし、ダルマ式ジャーマン・スープレックス。ヒザへのミサイルキック、ヒザへのハイフライフローから最後はテキサスクローバーホールドで粘る内藤を振り切った。
▽60分1本
○後藤洋央紀 16分8秒
片エビ固め
中邑真輔×
 後藤が荒武者らしさを発揮した。中邑の叱咤とも思える顔面蹴り、胸板へのキックで目覚めた。バックドロップ、ジャーマンで反撃し、くすぶっている感のある自身の現状を打破するためにがむしゃらに前へ出た。中邑のリバースパワースラムには牛殺し、雪崩式回天で対抗し、左のボマイェを後頭部に浴びても立ち上がった。終盤、中邑のナックルパートを頭突きで迎撃するなど、荒武者らしいなりふり構わぬファイトで勝利への執念を見せる。中邑のスタンディング式フロントスリーパーを強引に持ち上げると、最後は昇天・改で3カウントを奪った。
▽30分1本
○永田裕志
金本浩二
17分14秒
岩石落とし固め
潮崎豪
青木篤志×
 永田、金本がノア勢を一蹴した。団体対抗戦ならではの殺伐とした空気がリング上を支配。金本は青木とエルボー合戦、永田もエルボー、キックで潮崎の逆水平チョップに対抗。両軍一歩も引かず、真正面から意地をぶつけ合った。金本は容赦のない危険なキックを青木の頭部へたたきこんでいくと、永田も潮崎のジャーマンにはエクスプロイダーでお返しし、さらにキラー永田の腕殺しを決めた。終盤、青木にまさかの腕殺しを決められ、ジャーマンを浴びた永田だったが、右ハイキックから強烈な急角度のバックドロップ・ホールドでキッチリ勝利を奪った。
▽IWGPタッグ選手権試合60分1本
 ケニ-・オメガ
○飯伏幸太

(王者組)
15分5秒
片エビ固め
田口隆祐
プリンス・デヴィット×

(挑戦者組)
 DDTのゴールデンラヴァーズがついにIWGPを奪取した。これがジュニア最高峰の戦いだ! 序盤、誤爆からデヴィットのノータッチ・トペを浴びたゴールデンラヴァーズだったが、クロススラッシュですぐに盛り返すと、オメガの波動拳から飯伏のジャーマン、さらにオメガのノータッチ・トペで田口を分断。飯伏はムーンサルト・プレス、トップロープからの雪崩式フランケンシュタイナーでデヴィットを追い込む。デヴィットのトップロープからの雪崩式バックドロップ、フットスタンプ、田口のどどん、アポロ55の合体技ブラックホールバケーションであわやの場面もオメガが好カット。再びデヴィットに狙いを定めると、オメガのクロイツ・ラスに飯伏がハーフネルソン・スープレックスで続き、最後は飯伏がフェニックス・スプラッシュでデヴィットを撃破した。
▽30分1本
○TAJIRI 6分48秒
小包固め
矢野通×
 TAJIRIが頭脳戦で上回った。序盤、矢野の代名詞でもある番傘を破壊して精神的ダメージを与えたTAJIRIだったが、腰を狙われて劣勢を強いられる。しかし、矢野の赤い毒霧をかわすと、グリーンミストで反撃。すかさず丸め込んで3度目の遺恨対決を制した
▽30分1本
○田中将斗
邪道
外道
9分55秒
片エビ固め
獣神サンダー・ライガー
井上亘
本間朋晃×
 本間の奮闘が光った。先発を買って出ると、田中と激しいエルボーの打ち合いで会場を沸かせる。メキシコから凱旋帰国のライガーを差し置き、生き生きとしたファイトを披露。終盤になっても田中相手に真正面からガンガンやりあい、ダイビングヘッドバッドで苦しめたが、カウンターのラリアットを浴びて失速。垂直落下式ブレーンバスターからスライディングDに沈んだ。
▽20分1本
ジャイアント・バーナード
カール・アンダーソン
○タイガーマスク
11分32秒
反則
飯塚高史
高橋裕二郎
石井智宏×
 
▽20分1本
○中西学 6分11秒
アルゼンチン式背骨折り
タマ・トンガ
 


日刊スポーツの購読申し込みはこちら

  1. ニッカンスポーツ・コムホーム
  2. 格闘技
  3. 詳細速報
  4. 新日本10・11両国

データ提供

日本プロ野球(NPB):
日刊編集センター(編集著作)/NPB BIS(公式記録)
国内サッカー:
(株)日刊編集センター
欧州サッカー:
(株)日刊編集センター/InfostradaSports
MLB:
(株)日刊編集センター/(株)共同通信/STATS LLC

ここからフッターナビゲーションです