優作さんのために書いた脚本が映画化/2008年6月17日付
藤原竜也(26)と阪本順治監督(49)が初めて組んだクライムアクション映画「カメレオン」(7月5日公開)の試写会が6月16日、大阪市内で行われ、2人が舞台あいさつした。クールでミステリアスなヒーロー(藤原)が、拉致現場に居合わせたことから正体不明の組織に狙われる。脚本家の丸山昇一氏が30年前、故松田優作さんのために書いた脚本。藤原は「優作さんは俳優業にストイックな方。命を削りながら役を作っていったと思う。ただ、マネしてもしようがないんで」と自分なりのクール・ヒーローをアピールしていた。
[2008年6月17日付]