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松田優作さん宅に空き巣、形見盗まれる/2006年1月24日付

 故松田優作さん(享年39)の家族が住む東京都内の一軒家が空き巣被害に遭い、優作さんの形見の指輪など約200万円相当が盗まれていたことが1月23日、分かった。荻窪署は窃盗事件として捜査している。犯行当時、優作さんの妻で女優の松田美由紀(44)は仕事で留守だった。この日、取材に応じた美由紀は「形見の品は返してほしい」と憔悴(しょうすい)しきった声で訴えた。

 この日、インターホン越しに取材に応じた美由紀の聞き取れないほどの細い声が、ショックの大きさを表していた。「形見とか思い出のある物ばかり盗まれて。まぁ、しょうがないからあきらめますけど…」。それでも、あきらめきれず犯人に呼び掛けた。「こんな被害に遭うとは思っていなかったので、びっくりしています。指輪など形見の物は、犯人に返してほしいといいたい」。

 調べによると、19日午後8時ごろ、優作さんの二男で俳優の松田翔太(20)が帰宅したところ、2階の美由紀の寝室が荒らされているのを発見した。洋服が散乱し、金庫がバールでこじ開けられていたという。1階の裏にある仕事場脇のドアが無施錠で、犯人はそこから侵入したものとみられる。翔太が前日の18日午前9時ごろに出掛けた際は異常がなく、荻窪署はその後の犯行とみている。

 被害に遭ったのは、優作さんが美由紀にプレゼントした指輪、ロレックスなどの高級時計3点、液晶テレビ、バッグ、毛皮など十数点。被害総額は150~200万円に及ぶという。荻窪署は(1)足跡(2)金庫をバールで強引にこじ開けたこと(3)現金だけでなく、テレビや毛皮、バッグなど何でも持ち去るなどの手口の荒さから、3人の中国人系の犯行とみている。また、同署の所轄管内で最近5件の空き巣被害があったが、同様の手口によるものもあり、同一犯の可能性もあるとして、関連を調べている。

 美由紀は89年に優作さんを亡くした。深い悲しみを乗り越え、2人の息子を育て、父を継ぐ俳優として世に送り出した。母として女優として心の支えだった思い出の品が、無情にも持ち去られた。

[2006年1月24日付]



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