<フィッシング道>

 北海道遊釣倶楽部の大会が23日、日高町厚賀漁港~新ひだか町三石温泉下で行われた。岸寄りが遅れていたカジカは最大45・2センチを筆頭に、40センチ台が上がった。今後一気に岸寄りしそうで、楽しみになってきた。

 優勝は新ひだかオコツナイに入釣した太田良弘さん(48)で、2匹身長+5匹重量で1322点。同所は干潮の釣り場として有名だが、この日の潮回りでは午前2時までが限界。開始3時間ほどが勝負とみて、塩イソメをエサに遠投し、早い時間帯に身長賞となったアブラコ50・5センチを釣った。その後、満潮に伴い移動を繰り返し、静内川付近でカジカを拾い釣りした。

 2位の菅原一雄さん(74)は、新ひだか町入船でカジカでは今回最大の45・2センチをはじめ、ソイ、アカハラともに40センチ台をそろえた。3位の大杉和洋さん(29)は新冠町節婦海岸での拾い釣りで、開始早々にアブラコ、以降は明け方までにカジカをコンスタントに追加していった。天候と高波には十分注意し、秋のカジカ釣りを楽しみたい。【リポーター・藤本康隆=39】

 ▼成績(2身+5匹)

 (1)太田良弘1323点(2)菅原一雄1306点(3)大杉和洋1292点(4)安西秀利1260点(5)高谷光史1226点

 ▼身長

 (1)太田良弘

 アブラコ50・5センチ