今月から釣り担当に復帰した、赤塚辰浩と申します。プロ野球の故野村克也監督ではありませんが、齢(よわい)60にして釣りは再々々登板となります。よろしくお願いいたします。

19日も場所によって爆風が吹き荒れましたが、先月のような極端な冷え込みはなくなりました。陽気が良くなり始め、各地から楽しい釣りの情報が出ています。今週の目立った釣果をまとめてみました。

16日、千葉・南房「松丸」では今年最大5キロのシマアジが上がりました。このほか、マダイは茨城・鹿島「第三幸栄丸」で19、20日と4キロを筆頭にキロ級連発。千葉・富浦「共栄丸」の4・88キロをはじめ、神奈川・金沢八景「太田屋」、同・久里浜「大正丸」、静岡・手石「米丸」、同・沼津「魚磯丸」、同・興津「大和丸」などで乗っ込みが始まっています。

「4月半ばになって海が落ち着いてきた。これから数が見込めるし、その中に型物が入ってくる」(米丸・肥田定佳船長)「1~2キロの食べごろサイズが主体。今がピーク」(大正丸・鈴木喜忠船長)「マダイの型をみるなら朝イチ勝負」(大和丸・大多和勝己船長)。チャンスは確実にものにしてください。

海ではこのほか、東京湾は千葉・金谷「光進丸」、神奈川・川崎「つり幸」、同・山下橋「広島屋」、「太田屋」などのLTアジが安定株。湖川では千葉・亀山湖「ボートハウス松下」、神奈川・相模湖「柴田」、山梨・河口湖「ハワイ」、同・西湖「白根」などで40センチを超えるブラックバスがヒットしています。

磯では、静岡・石廊崎「橋本屋」で16日に47センチ、1・6キロのオナガメジナが食いました。「口太メジナからオナガのシーズンに入っています」(橋本屋・山本一人船主)。暖かくなるとともに、釣果情報から目が離せません。