大阪の冬の風物詩「OSAKA光のルネサンス2018」が14日、大阪市中之島エリアで始まった。

光の文化交流として、昨年から参加する台湾・台南市の「台南・光の廟〓(土ヘンに呈の王が任のツクリ)(びょうてい)」では、台湾の元宵節(げんしょうせつ=旧暦の1月15日)を祝う1000個のランタンがトンネル状につるされ、会場を華麗に彩った。インスタ映えする会場には、会社帰りにスマホで撮影するOLの姿も目立った。点灯式に合わせて来日した台南市政府観光局の王時思局長は「台湾でランタンは宴会の場を飾る楽しいイメージ。台南は美食の街と呼ばれ、食い倒れの街・大阪と似ている。ランタンを見て、明るい気持ちになって欲しい」と話した。

この日、台南を応援する俳優保阪尚希(51)も会場を訪れ、「台南は、古き良き台湾の雰囲気が味わえる場所でよく訪れる」と話した。イベントは25日まで。

歴史と食文化が息づく古都・台南へは関空から唯一の直行便チャイナエアラインが週2便フライト、約3時間の快適な空の旅を過ごせる。