次も、目先を変えてクロカワ虫を使うと同型がヒット。川虫を次々にローテーションすることで食いをつなぎ3匹追加した。これがヒットパターンになった。

 瀬脇や川底に変化のあるところを探っていき、大きなえん堤にたどり着いた。まずは、軽いG5オモリで中層を流すと13センチが連発。次にG2を追加し、落ち込み底を攻めると目印がスーッと白泡の中へ。合わせるとグン。クネクネと魚体をくねらせて暴れたのは26・1センチ。精かんな顔つきの良型に喜びが込み上がる。

 その後も、エサのローテを怠らずに探り同9時までに13~26・1センチを23匹キープ。同10時前、最後は朝のポイントから約2キロ下流へ。こちらも状況は厳しいが頭上に木があり、サオが入れづらいところや見逃しそうな小さな掘れ込みを探り正午前までに12~21センチを15匹追加。満足して納竿した。【日刊FPC・下田成人】

 【交通】阪和道の有田ICを有田・金屋方面へ出て信号を左折。県道22号、国道424号、同480号を経由し、清水方面へ。三田トンネルを抜け約1分走り信号を右折。清水橋を渡り県道19号で上湯川へ。

 【問い合わせ】有田川漁協【電話】0737・52・4863。年券5400円、日券3240円。

 【今後の見通し】まとまった雨が欲しいところ。増水すれば川がリセットされ、数釣りが期待出来そう。漁期は6月末まで。4月1~28日まで有害鳥獣捕獲のため入林制限あるので注意。