第32回G杯争奪全日本アユ釣り選手権

- 優勝した古澤和美さんの仕掛け
<アユ Fishing>
古澤和美選手(東日本シード)が東北勢として初のG杯に輝いた。「第32回G杯争奪全日本アユ釣り選手権」(主催=がまかつ)が4日、富山・神通川で地区予選を勝ち上がった40選手(シード、推薦を含む)が参加して行われた。午後0時40分からの決勝戦は4選手で匹数を競った。大混戦の釣り合いとなったが終始、安定した釣りで瀬脇をオモリを打って攻め続けた古澤選手が、地元の角眞光彦選手(北陸=39)に1匹差で逃げ切り初優勝。3位は後半に怒涛の追い上げをみせた北村憲一選手(西日本シード)が入った。
今季の神通川はソ上が良好。アカ付きも良く緩い流れで15センチ級が、荒瀬は20~23センチが追うベストな状況。
予選1、2回戦は午前5時40分から同9時まで大沢野大橋周辺と富山空港前の6区間で12匹(オトリ2匹を含む)の早抜けを競った。夜半からの雨でやや増水し薄濁りが入る中、1回戦は開始55分で吉岡正純選手(北関東)が早抜け。2試合とも1番で抜けた谷口米生選手(南近畿)、矢内伸人選手(南東北)ら各組2位タイまでが勝ち残った。
準決勝は雨もやんだ同10時05分から1時間半、16選手が大沢野大橋周辺の4区間で匹数を競った。1組は地元の角眞選手が重量差で大河原国雄選手(南関東)を破り、2組は矢内選手が君野貴文選手(西中国)を1匹差で押さえた。3組はベテランの福田眞也選手(シード)がバラシで伸び悩む中、古澤選手が日が照りだした同11時前に瀬肩で連発させ関西期待の廣岡保貴選手(北近畿)も押さえて逃げ切り。4組は北村選手が他を引き離して抜けた。
決勝は午後0時40分から2時間、JR高山本線鉄橋の上下約500メートル間で行われた。北村選手は鉄橋上手の平瀬、角眞選手、矢内選手、古澤選手がそれぞれ鉄橋下流の早瀬に入った。
水量が落ち着き、濁りもとれて追いが活発になり同下流の3選手が開始約15分から次々に掛け、同1時半頃に11匹で並ぶ接戦。角眞選手の仕掛けトラブルや矢内選手がバラシを連発するも順調に掛け続ける。出遅れた北村選手は辛抱の釣りで10匹ほど追わせてから同2時前に下流の瀬へ移動し怒涛の入れ掛かりで猛追。
結局、トラブルもなくオモリを打って瀬脇をマイペースで引いた古澤選手が26匹追わせて角眞選手に1匹差で逃げ切り、優勝した。
優勝した古澤和美さんの話 前日の試釣りで背バリよりオモリが良いと判断。好感触を得た瀬肩から釣り下り、瀬脇など流れの緩い所を中心に攻めたのが良かった。正直、優勝できるとは思わなかった。山形から応援に来てくれた多くの仲間に感謝している。
◆1970年(昭45)5月7日生まれ、38歳。山形県東村山郡在住。会社員。アユ釣り歴12年。ホームは寒河江川。匠鮎会所属。
[2008年8月7日11時47分 紙面から]
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